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中国海警船2隻が領海侵入 海警法施行後初 今年4回目


国境警報

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で6日、中国海警局の「海警」2隻が、日本の領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近した。海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保し、領海から出るよう警告した。
 尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は今年4回目。中国が主張する管轄海域内で、海警局の船舶による武器の使用を明記した「海警法」が今月1日に施行されてからは初となる。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は「海警1301」「海警2502」で、午前4時45~50分ごろ、南小島南の領海に侵入。直後、同島南約22㌔の海上で操業していた日本漁船2隻(乗組員計6人)に接近する動きを見せ、午後1時15分ごろに領海を出た。午後3時現在、領海外側の接続水域に、別の海警船2隻がとどまっており、海保は警戒監視を続けている。

(沖縄支局)

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 一方、防衛省の発表によると、1月29、30日、2月2~4日、東シナ海おいて(うち3、4日は日本海でも)、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。防衛省は運用上の機密保持のため、対象機の国籍には逐次言及しないとしている。

(川瀬裕也)