世界日報 Web版

「不条理」を恨まず実を以て報いた中村哲の生き方伝えたNHKBS


◆際立った言葉の数々

 緊急事態宣言が再び発令された。コロナ禍で、少なからぬ人たちが不条理に喘(あえ)いでいる。

 看取ることもできぬまま家族を失った人がいる。そうかと思えば、感染者をケアしていることで家族が差別に遭い、そのことに身を引き裂かれる思いをしながらケアし続ける医療従事者が存在する。みな不条理である。

 人間の真価は不条理に遭遇した時にこそ現れるのかもしれない。恨みに囚(とら)われ復讐(ふくしゅう)を思うのか、義憤を抱きつつも人生の糧とするのか。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ