トップ国内防衛報ステXが中国側の主張をそのまま報道 「改善求める」N党・浜田氏

報ステXが中国側の主張をそのまま報道 「改善求める」N党・浜田氏

報道ステーションの公式Xより

 中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射を巡り、テレビ朝日の報道ステーションの公式X(旧ツイッター)は9日、<【速報】中国側“事前通告”音声を公開>と見出しを付け、「中国軍機による自衛隊機に対するレーダー照射問題で、中国国営テレビ系のSNSは『事前に通告した』と主張する音声を公開」と報じた。

 これについて浜田聡前参議院議員は10日、「問題点と改善を求める声明」を自身のXで発表。報道内容について、「日本は事前に知っていたのに、わざわざ近づいたのでは?」という誤解を多くの人に与えかねないと非難。「中国など外国政府・軍の映像・音声・資料は、出典や編集の有無、信頼性への疑問を明示すること」や「一方当事者の主張をそのまま見出しに使わないこと」を求めた。

 その上で、浜田氏は「メディアは、日中対話の重要性を認めつつ、日本国民が中国などのプロパガンダに振り回されないよう、事実と国際ルールに基づいた情報発信を行う責任」があると訴えた。Xのコメント欄には「中共(中国共産党)のプロパガンダそのもの」「もう敵性国家のプロパガンダ機関といっても過言じゃない」など、テレビ朝日の姿勢を問う書き込みが多く寄せられている。

記者会見に臨む小泉進次郎防衛相(公式Xより)

 小泉進次郎防衛相は10日、防衛省内で臨時会見を開催し、レーダー照射事案に関する中国国営メディアの報道について説明。「問題の本質は、わが方が、対領空侵犯措置を適切に行う中で、中国側が約30分にわたる断続的なレーダー照射を行ったということだ」と主張した。その上で、「長時間にわたり、レーダー照射を受けるという極めて緊張を強いられる状況において、冷静に任務を遂行した自衛隊のパイロット、支える地上クルーを誇りに思います」と、自衛隊側の当時の対応を称えた。

 小泉氏は、中国国営メディアの報道に対して、①中国艦艇から「飛行訓練を開始する」との連絡はあったが、訓練区域・時間・規模など、危険回避に必要な具体情報は伝えられていない②自衛隊機のスクランブルは、訓練の事前通告の有無にかかわらず、領空と国民を守るための正当な行為③当日の航空自衛隊機が、中国側が主張するようなレーダー照射を行っていない④中国側が約30分にわたり危険な火器管制レーダー照射を行ったことが問題の本質―と反論した。

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