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【国境警報】中国空母が沖縄・宮古間通過

防衛省は2日、中国海軍の空母「遼寧」など計8隻が沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向けて航行したと発表した。遼寧の同海域通過は昨年12月以来で10回目。同省が哨戒機などで警戒監視を続けた。

復帰50年 無形民俗文化財の危機 那覇でシンポジウム

奄美大島から沖縄・与那国島にかけての島々、琉球弧などには数百年にわたって受け継がれてきた無形民俗文化財が数多く存在する。しかし、琉球国時代から続いてきた固有の信仰や民俗行事は、少なからず後継者不足などを理由に姿を消しつつある。沖縄の本土復帰50年を機に、保存継承の在り方が問われている。

明治の庶民生活に愛惜込め 「没後50年 鏑木清方展」を観る

今年没後50年を迎えた日本画家、鏑木清方(かぶらききよかた)の回顧展が東京国立近代美術館で開かれている。鏑木清方といえば、「築地明石町」に代表される美人画のイメージが強い。本展でも昭和2年の帝展で帝国美術院賞を受賞した同作と「新富町」「浜町河岸」を加えた3部作が展示の目玉の一つになっている。しかし、清方の画業は、決して美人画の範疇(はんちゅう)に収まるものではない。むしろその真骨頂は、人々の生活に注いだ温かいまなざしにあったことを示そうというのが本展の狙いの一つとなっている。

中国海軍艦艇1隻領海侵入 口永良部島西方

防衛省は27日、鹿児島県の口永良部島西方の海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦による領海侵入は昨年11月以来で、5度目。日本政府は外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えた。

沖縄縦貫新幹線の整備を

沖縄県の長年の悲願であった祖国復帰が1972年5月15日に実現し、来る5月15日には50周年という節目を迎える。

独立不羈はコサックの伝統 黒川祐次『物語 ウクライナの歴史』

ロシアのウクライナ侵攻は、専門家たちも予想しなかった出来事だが、ウクライナの国民がここまで一丸となって徹底抗戦していることも、世界の人々を驚かせている。その祖国愛や抵抗精神の強さはどこからくるのか。

光で描いた創造的名品群 光のメディア/東京都写真美術館

東京都写真美術館で「TOPコレクション 光のメディア」が開催中だ。同美術館には約3万6千点の収蔵作品があるが、写真は光に弱いメディアなので、常設展示ができず、名品を定期的に紹介するコレクション展を開催。

説話文学に見る日本人の信仰―市谷亀岡八幡宮司 梶謙治氏に聞く

ウクライナ戦争で再認識させられのは、人類はまだ宗教・思想の対立を克服していないこと。日本の歴史を振り返ると、基層信仰である神道の上に普遍的な唱導宗教である仏教を受容したが、不思議に長い期間にわたる厳しい対立は起きず、神仏習合という世界的にも珍しい信仰を形成してきた。その歴史と意味について、説話文学に詳しい市谷亀岡八幡の梶謙治宮司に聞いた。

沖縄から日本を元気にする処方箋

身近な問題から沖縄、日本、そして世界規模の問題について考える「琉球・地球(49)サミット」が4月9日、読谷村で開かれた。全国規模で活躍し沖縄に思い入れが深い有識者がパネリストとして登壇。まれにみる中身の濃いシンポジウムとなった。

知事選の前哨戦 沖縄市長選が告示 24日投開票

沖縄県の第2の都市、沖縄市の市長選が17日に告示され、新人で玉城デニー知事ら「オール沖縄」勢力が支援する前市議の森山政和氏(73)=立民、共産、社民推薦=と3期目を目指す現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。24日に投開票される。秋の知事選を占うものとして注目される。

外国首脳、続々来日へ  首相、危機に実績づくり狙う

外国首脳の日本訪問が近く活発化する。4月中にドイツなど3カ国の首脳が、5月にはバイデン米大統領らが来日する予定。岸田文雄首相は外遊も調整している。国際秩序の根幹を揺るがすウクライナ危機の中、外交面で実績づくりを狙う。

空自緊急発進3月は54回 対中国34回 対露20回

防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が3月は54回だったと発表。そのうち、対中国機が34回、対ロシア機が20回だった。

「災害時も運営が使命」 地域医療支える被災病院 福島沖地震1カ月・宮城

福島県沖を震源とする最大震度6強の地震発生から、16日で1カ月。大きな被害を受けた宮城県山元町の唯一の総合病院、国立病院機構宮城病院は、昨年2月の地震を受けた耐震工事を進めるさなかに再び被災した。「災害時に運営し続けるのが病院の使命」。地域の期待に応えるため、医療体制を維持しつつ、全面復旧に向けた努力を続けている。

緊急発進1000回超 過去2番目 中国機が7割-昨年度

防衛省は15日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2021年度に1004回と過去2番目に多かったことを明らかにした。前年度比279回増で、1000回を超えるのは16年度以来。特に中国機が増えており、同省は警戒を強めている。

日本最北の大規模な地方官庁・古代城柵

奈良時代から平安時代まで、日本最北の大規模な地方官庁だった古代城柵「秋田城跡」の整備・復元が今も続いている。先日、明治時代に道路工事で分断された「政庁」の東門と西門を結ぶ連絡橋が完成。またスマホでのバーチャル体験もできるようになった。

日本海で巡航ミサイル試射 ロシア軍 日米牽制か

ロシア国防省は14日、海軍太平洋艦隊の潜水艦2隻が巡航ミサイル「カリブル」の発射演習を行い、日本海上の標的に命中したと発表した。タス通信はミサイルは日本海海域から発射されたと報じた。カリブルはロシア軍のウクライナ侵攻でも使用されている。

物価高騰対策 困窮者を支援し円安に対処を

新型コロナウイルス対策に伴う折からの物価上昇にロシアによるウクライナ侵略が追い打ちをかけ、国民生活への経済的影響はさらに大きくなる見通しだ。政府は今月末に原油価格・物価高騰への緊急対策を打ち出すが、対露制裁に国際社会と結束して臨むとともに経済的困窮者への支援に取り組むべきだ。

朝ドラスタート沖縄料理に注目

NHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)「ちむどんどん」が11日スタートした。日本復帰する前に沖縄やんばる地域で生まれた主人公は美味(おい)しいもの好き。東京の人と出会い、復帰に合わせて西洋料理を学ぶために上京し、やがて沖縄料理の良さに気付くというストーリーだ。

陸自第15ヘリ隊 急患空輸1万件達成

陸上自衛隊第15旅団(沖縄県那覇市)が実施している離島などからの緊急患者空輸の件数が6日、1万件に達した。沖縄県が日本に復帰した1972年に陸自が創設されて以来、継続されてきた同任務は、県民の自衛隊への信頼を得る要素となっている。

アンモナイト収集の魅力を発信

北海道はアンモナイトの宝庫といわれている。明治初期から道内各地にアンモナイトの化石が存在することは地質学者などの間で知られていたが、一般人が余暇などを利用し広く採集しだすのは戦後のこと。そうした中で北海道化石会(藤原寛一会長)は、今年発足50周年を迎えるが、それを記念し会員個人が集めたアンモナイトの展示会を道立北海道博物館(札幌市厚別区)の協力を得て開催している。

接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖

第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は9日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

三輪山信仰における神仏習合 自然を神としてきた日本人

特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」が昨年は東京国立博物館で、今年は2月から3月にかけて奈良国立博物館で開かれた。聖林寺(しょうりんじ)の十一面観音立像は、明治20年に日本の文化財を調査したフェノロサがその美しさを称(たた)えたことで有名な第一級の国宝である。

助け合いでつくる防災像 消防は災害時の砦、求められるスピードと判断力

大規模な災害が国内外で続いており、防災意識が高まっている。元消防官で現在、災害危機管理アドバイザーとして活動している加藤孝一さんは、自身の体験をまとめた「災害エッセイ ある消防官の見聞録」(近代消防社)を出版。災害現場でのリアルな体験談に込められたメッセージについて話を聞いた。

地元紙、反米煽る印象操作か

そもそも、フェンス外で反基地活動家などによる不穏な動きがあれば、警戒することはごく普通の対応だ。その上、望遠レンズで撮影する姿はライフルスコープを構えているように見えても仕方があるまい

沖縄は被害者ではなく冷戦に勝利 麗澤大学客員教授・西岡力氏 祖国復帰50年で記念講演

沖縄県は今年5月15日で祖国復帰から50年を迎える。戦後の解釈では第2次世界大戦ばかりが注目される。戦後史に詳しい麗澤大学客員教授の西岡力氏は冷戦勝利史観を唱え、米軍基地を残したままの返還は沖縄を共産主義陣営から守った重要な判断だったと評価する。

東京都江戸川区立第四葛西小 「教科担任制」を先駆けて実践

「小学校における教科担任制の導入と効果的な運用」と題した授業公開・説明会がこのほど、東京都江戸川区にある第四葛西小学校(永浜幹朗校長、学級数22、児童数742人の大規模校、教員36人、職員4人)で行われた。同校は全国に先駆けて教科担任制を3年生から始めている。現場の教師が実践、課題を語り、明海大学客員教授の剱持勉氏が今後の在り方について講演した。

【上昇気流】(2022年4月5日)

ウクライナに侵攻したロシア軍が撤退したキーウ近郊の町で、殺害された民間人の遺体が多数発見されたことが世界に衝撃を与えている。

副大臣ら街頭で呼び掛け 東京・上野 拉致解決求め署名活動  

北朝鮮による日本人拉致被害者の全員救出と帰国を求める街頭署名活動(主催=救う会埼玉、代表=竹本博光)が2日、東京都台東区の上野公園近くで行われた。多くの花見客が行き交う中、拉致問題を担当する赤池誠章内閣府副大臣や埼玉県の大野元裕知事らが街頭演説に立ち、署名を呼び掛けた。

【国境警報】東シナ海などで空自緊急発進

防衛省の発表によると、先週1週間で、3月25日、27~29日、東シナ海で、25、27、31日には太平洋で(うち25、27日は日本海でも)、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。

【社説】3月日銀短観 国内経済に強まる不透明感

日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業、非製造業とも景況感を示す業況判断指数が7四半期ぶりに悪化に転じた。

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