国内

北海道「2議席」めぐり自民・立民激突 ’22参院選 注目区を行く(3)

 「『一日でも早く国政に復帰して』という激励を受け、衆院選1区から参院選に転じた。何としても国政へ送ってほしい」こう叫ぶのは、自民党新人の船橋利実。6月22日の公示日、久しぶりによく晴れた初夏を彩る札幌大通公園での第一声演説会には道内選出の自民国会議員の他、日本維新の会(参院議員)の鈴木宗男と公明党(衆院議員)の稲津久が応援に駆け付けた。

沖縄 オール沖縄に陰り、自民総力戦 【連載】’22参院選 注目区を行く(2)

「共産党は沖縄選挙区を最重要選挙区と位置付けている。『オール沖縄』の皆さんと勝利を目指す」公示日の22日夕、県庁前で開かれた「オール沖縄」が推す無所属、伊波洋一の「出発式」。中央政党から唯一出席した共産党書記局長の小池晃は、反基地や反自衛隊のスローガンが書かれたプラカードを掲げた支持者らにこう訴えた。全国に先駆けて梅雨明けした沖縄は炎天下で、支援者は黄色の鉢巻きを身に着け、直射日光を避けるように日陰に集まっていた。

京都 維新参入で危機感強める立共 【連載】’22参院選 注目区を行く(1)

「京都のことは京都で決めよう。京都には大阪の改革はいらない」イメージカラーの青いネクタイを締め、真っ黒に日焼けした福山哲郎が声を張り上げた。2議席をめぐって過去最多の9人が立候補した京都選挙区で唯一の現職。昨年11月まで立憲民主党幹事長を務めた福山の横には、代表代行の逢坂誠二と最高顧問で元首相の菅直人が並び、厳しい表情で手を振る。批判の矛先は京都に現れた新勢力、日本維新の会だ。

【世日クラブオンライン講演会】原潜で抑止力確保を  札幌医科大学名誉教授 高田純氏

世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役会長)の定期講演会が25日、動画サイト「ユーチューブ」の配信を通じて行われ、理学博士で札幌医科大学名誉教授の高田純氏が「日本を標的とした核ミサイル~国防の課題と国内脱原発派の工作~」と題して講演した。

特別展「椎名誠 旅する文学館」仙台

作家・椎名誠さんの「旅」をテーマにした特別展「椎名誠 旅する文学館」が現在、仙台文学館で開催中だ。昭和19年、東京都生まれの椎名さんは、会社員を経て昭和54年にデビューし、「昭和軽薄体」と呼ばれる独特の文体でエッセーや国内外の旅行記、私小説、SF小説など幅広いジャンルの作品を発表。

多摩川上流が『大菩薩峠』舞台に

小説『大菩薩峠』で知られる中里介山(本名弥之助、1885~1944)の故郷は東京都羽村市で、玉川上水の取水堰(しゅすいぜき)に近い多摩川河畔(かはん)で生まれた。近くには介山の墓のある禅林寺もある。介山が少年時代に遊んだ多摩川のほとりを散策し、生い立ちや名作の舞台を振り返ってみた。

3年ぶり首相出席し追悼  沖縄戦終結77年「慰霊の日」

多くの住民を巻き込んだ沖縄戦の終結から77年。沖縄県は23日、「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」を行った。参列者は正午の時報に合わせて黙祷(もくとう)し、戦没者の冥福(めいふく)を祈った。刻銘者は新たに55人が追加され、計24万1686人となった。

国家存亡の岐路の自覚を

今も激しい戦闘が続くロシアのウクライナ侵攻。そのさなかでの第26回参議院選挙の公示だ。ウクライナでの悲劇は、連日テレビその他で生々しく伝えられている。ロシアの艦艇が日本近海を航行し威嚇している。東アジアの安全保障環境を考えれば、決して対岸の火事とは思われない。

円安の進行をどう止める 【連載】’22参院選 選択の焦点(下)

参院選で最大の経済問題の争点は、連日のように生活関連商品の値上げが相次ぐ物価高問題であろう。

国民に明確な選択肢示せ 【連載】’22参院選 選択の焦点(中)

公示日を控え自民党幹部から憲法改正について踏み込んだ発言が続いている。岸田文雄首相(党総裁)は18日の党首討論で、自衛隊の9条明記、緊急事態対処など党の改憲4項目について「すぐに行わなければいけない改正だ。できるだけ時間をかけずに国民に選択していただく機会をつくるべきだ」と表明。茂木敏充幹事長は20日、「参院選後、できるだけ早く改正原案の国会提案、発議を目指したい」とまで語った。

現実直視し防衛力強化を【連載】’22参院選 選択の焦点(上)

参院選挙は政権選択の選挙ではないが、ロシアのウクライナ侵略によって国際的な経済・安保環境が激変する中で行われる今回の場合は今後、最長3年間の国政の方向を決定する重大な選挙だ。その選択の焦点を探った。

【政党メディアウォッチ】共産党、自民党、いずれも参院選ムードに

第208通常国会が閉幕し、各党は22日公示の参院選に走りだしている。今回は定員1の地方選挙区(1人区)で自民・公明の与党に野党が候補者を一本化して対決する野党共闘が始まった2016年参院選からの改選だ。全国32の1人区で同年と前回19年参院選で野党共闘は主に東日本の1人区で議席を得た。

私財なげうち半生注ぐ

大正時代後半から昭和初期にかけ、私財をなげうち、郷土秋田の貴重な古書資料を全18巻の『秋田叢書(そうしょ)』として出版した人物がいる。深澤多市(ふかさわたいち)(明治7年~昭和9年)である。秋田県立博物館(秋田市)で開催中の企画展「秋田文化史上の輝き 深澤多市―郷土研究と真澄研究の偉業」では、遺された膨大な資料から約250点を厳選し、その半生を紹介している。

【この人と1時間】『満洲国グランドホテル』を書いた 平山周吉さん

平山周吉さんの新著『満洲国グランドホテル』(芸術新聞社)が評判だ。満洲国と関わった36人を取り上げ、それらの人々を通して偽りない満洲国の姿に迫っている。軍人、官僚、経済人、文化人そして末端の役人や民間人が残した記録や回想を読み込み、従来の「傀儡(かいらい)国家・満洲」のイメージを覆すものとなっている。

タマネギ高騰で食卓ピンチ

今年に入って食料品の値上げラッシュが続いているが、ここにきて価格の安定が見込まれていた生鮮食品の値段が高くなっている。生鮮食品の代表格で、モヤシと並んで値段の変動が少ない優良野菜のタマネギの価格が高騰している。

香港大規模デモから3年 在日関係者ら都内でデモ

香港で反政府デモのきっかけとなった2019年6月の「逃亡犯条例改正案」に反対する大規模デモから3年。これに合わせて、在日香港人ら約200人(主催者発表)が12日、都内で中国政府に抗議するデモ行進を行った。通行人らは足を止め、耳を傾ける姿が見られた。

遠い理想社会 疑問だらけの未来社会論

「世間から白い目で見られながらも共産党に入党する、それは社会主義革命を行って、一切搾取のない、すべての人が平等な社会を作れるという希望を持てるからだ」

【心をつむぐ】終末期医療と宗教

臨床宗教師の提唱者である岡部健医師(東北大学医学部臨床教授、1950年~2012年)の半生をつづった映画『まだ見ぬ夢に向かって』(2019年)が今、宮城県仙台市のせんだいメディアテークで上映中だ(17日まで)。

渋沢栄一と宗教 積極的に支援活動を展開

大河ドラマ「青天を衝け」で気になったのは、姉が病気になった折、生家に招かれた山伏と巫女(みこ)のうそを見抜き、退散させたシーン。合理主義者の渋沢栄一は加持祈禱(きとう)を否定したが、福沢諭吉のような宗教嫌いではない。「無宗教」を公言しながら、生家に近い神社の社殿を寄付したり、明治神宮創建の発起人になったり、一般的な宗教心は強かった。

誇り高き「消防」 火を消すだけに留まらないその役割とは。

火災や災害の発生時に、現場に駆けつけて救命活動や消火活動を行うのが消防官だ。毎年のように大規模な災害が国内外で続いており、人々の防災意識が高まっているものの、災害と戦う消防官の姿については知られていないことも多い。 元消防官で現在、災害危機管理アドバイザーとして活動している加藤孝一さんに、消防官としての信念や国際的な視点で見た消防の果たすべき役割について話を聞いた。

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