国内

【特報】「赤旗」などの庁舎内勧誘 神奈川12市町村で自粛 横浜市「管理規則に違反」

神奈川県内の議会で、共産党機関紙「しんぶん赤旗」を含む「政党機関紙の庁舎内勧誘行為の自粛を求める陳情」が次々に採択され、9月議会終了時点で12自治体になった。政党機関紙購読の勧誘自粛に共感の輪が広がっている。

大人も楽しめる絵本の世界 「ボローニャ国際絵本原画展」/石川県七尾美術館

毎春、イタリア北部の古都ボローニャで、1964年から児童図書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」(以下、ブックフェア)が開催されている。

中世の村の姿をとどめる 「骨寺村荘園遺跡」/岩手県一関市

世界遺産「平泉」に新たに五つの資産の拡張を目指す動きが進んでいる。その一つが「骨寺村(ほねでらむら)荘園遺跡」だ。

高尾小仏植樹祭2023 7年目迎え2万2000本を植える

東京都八王子市の「都立高尾陣場自然公園」の中に、森林再生活動が行われているエリアがある。JR高尾駅から小仏行きのバスに乗って終点で下車し、15分ほど小仏峠に向かって登ったところ。道路脇に植樹祭の記録が表示されているが、それがなければ見過ごしてしまいそうだ。少し下ったところに景信山(かげのぶやま)への登山口がある。

「財産保全」法整備に反対 国際人権団体 代表者ら緊急声明

サム・ブラウンバック前米国際宗教自由大使ら信教の自由擁護に取り組む欧米の国際人権団体代表者14人は10月31日、日本政府が解散命令請求に踏み切った世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の財産を保全する法整備に反対する緊急声明を発表した。

止まらない岸田自民党離れ 補選で遠のく衆院解散

22日に投開票された衆参補選で自民党は2議席を維持できなかった。衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区はいずれも自民が強い地域だ。長崎では辛うじて議席を確保したものの、徳島・高知では野党統一候補に大差で敗れた。さらに、歴史的な投票率の低さは政治不信の表れとも言える。こうした中、岸田文雄首相はいつ衆院解散を打ち出すのか、不透明さが増している。

説話や落語に彩られて 高尾山の天狗たち/東京都八王子市

修験道の盛んだった山に行くと、天狗(てんぐ)に出合うことが多い。東京都八王子市にある高尾山もそうだ。山中の高尾山薬王院有喜寺は真言宗智山派の関東三大本山の一つ。豊かな森に抱かれた大杉、山門、堂宇(どうう)などが配置され、いにしえの世界へ誘われていく。

古式捕鯨の勇壮さと優しさ 太地町立くじらの博物館を訪ねる

熊野灘に臨む和歌山県太地町は、400年の歴史を持つ捕鯨の町だ。今年の小型鯨の追い込み漁が9月に始まり、初の水揚げがあった太地町を訪ねた。

「財産保全」法案は違憲違法

世界平和統一家庭連合(家庭連合)は24日付で意見書を国会議員に送り、各党が提出または検討している同教団の財産処分を禁止する財産保全法案に対して、憲法が保障する宗教活動の自由と財産権を侵害する違憲違法であるとして、「このような法案が国会で制定されることがないように」要請したことがわかった。

全国弁連への賠償請求訴訟 東京地裁で初弁論 世界平和女性連合「宗教ヘイトによる差別」

国際NGO「世界平和女性連合」(WFWP)が全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)に名誉を棄損されたとして、同会の弁護士7人に計3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が23日、東京地裁で行われた。

「今も信じ頑張り続ける」13年ぶり 特定失踪者家族が集会 東京

北朝鮮に拉致された可能性を排除できない「特定失踪者」の早期帰国を訴える集会が21日、東京都内で開かれた。拉致問題の膠着(こうちゃく)状態が続く中、13年ぶりに開催され、特定失踪者家族らは「何とか突破口を」と一日も早い解決を求めた。集会は支援団体「特定失踪者問題調査会」が主催。各地から家族ら約50人が参加した。

温暖化と闘う基地式捕鯨 地元と密着 地域興しに貢献 日本小型捕鯨協会会長 貝 良文氏

2019年から再開された日本の商業捕鯨は、大型クジラを捕獲する母船式と小型を対象とする基地式がある。そのうち沿岸での日帰り操業が基本の基地式捕鯨は地球温暖化による海水温の上昇と闘っている。和歌山県の太地町漁協専務理事、日本小型捕鯨協会会長の貝良文氏に、基地式捕鯨の現状について聞いた。

【宗教と政治】岸田首相に反対を訴え旧統一教会解散請求で元EU信教自由特使 「左翼メディアが憎悪を煽る」

欧州連合(EU)で初代信教の自由特使を務めたヤン・フィゲル元スロバキア副首相が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求に反対する書簡を、12日付で岸田文雄首相と上川陽子外相宛てに送っていたことが分かった。

解散命令請求に「無念」福岡の信者、涙で訴え

今月13日、文科省が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散命令請求したことを受け、家庭連合の現役信者らでつくる「基本的人権・信教の自由を守る福岡県民の会」は20日、福岡市内で集会を開き、同請求の不当性を訴えた

竜王戦第6局に期待膨らむ 秋田県大仙市角間川町の旧本郷家住宅

将棋の竜王戦第6局が秋田県大仙(だいせん)市角間川町(かくまがわまち)の旧本郷家住宅で12月に予定されている。

長谷川等伯生んだ「能登の小京都」 「能登畠山氏とゆかりの文化」展

桃山画壇の巨匠長谷川等伯の出身地、七尾市の石川県七尾美術館で、「能登畠山氏とゆかりの文化」展が開かれている(10月29日まで)。

【特報】表面化しにくい性的虐待 被害者、心の傷に長期苦しむ

全国の児童相談所(児相)への虐待相談件数がまた過去最高を記録した。政府は児童福祉司などを増員して対応するが、虐待増加に追いつかない。中でも性的虐待は心の傷(トラウマ)が深刻でありながら表に出にくいため、支援を受けられず長く苦しむ被害者が少なくない。性的虐待を中心に、被害者支援について考えた。

【連載】衆参補選現場を行く(下)衆院長崎4区 保守分裂のすき狙う立民

「横一線、厳しい戦い。この佐世保、(長崎)県北に与党の国会議員がいません。地域の声を届ける代議士が必要なんです」

【連載】衆参補選現場を行く(上)参院徳島・高知選挙区 自公の一致強調も苦戦

内閣改造後、初めての国政選挙となる参院徳島・高知選挙区と衆院長崎4区の補選が22日投開票される。岸田文雄首相が念頭に入れる衆院解散にも影響するとされる。現場を取材した。

解散命令請求は「死刑求刑」家庭連合、信者の人権「深刻な事態」

文部科学省が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を東京地裁に請求したことを受けて、家庭連合は16日、東京都渋谷区の本部で記者会見を行った。同連合の岡村信男法務局長は解散請求について、「とても残念で遺憾。二世や三世の世代でも、日常生活でヘイト被害を受けたという報告を受けている。宗教の自由のみならず、人権にとっても深刻な事態」と訴えた。

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