トップ国内沖縄海兵隊員が決死の人命救助 沖縄・北谷のホテル火災「傍観者にならず行動を」

海兵隊員が決死の人命救助 沖縄・北谷のホテル火災「傍観者にならず行動を」

沖縄県北谷町で発生したホテル火災で人命救助に当たった第3海兵遠征軍情報群所属の戦闘工兵、マーシャル・マルティネス上等兵(DVIDS提供)
沖縄県北谷町で発生したホテル火災で人命救助に当たった第3海兵遠征軍情報群所属の戦闘工兵、マーシャル・マルティネス上等兵(DVIDS提供)

 15日未明に沖縄県北谷町の宿泊施設で発生した火災で、沖縄在住の米海兵隊員が命がけの人命救助に当たった。キャンプ・ハンセン(金武町)の第3海兵遠征軍情報群に所属するマーシャル・マルティネス上等兵は帰宅途中、宿泊施設から火の手が上がっていることに気付いた。建物が激しく炎上する中、施設に入って就寝中の宿泊者を起こして避難を促した。
 
 在沖海兵隊によると、マルティネスさんは「多くの宿泊者が火災に気付かず眠っているはずだ」と考え、避難誘導を行った後、外に出て地元の消防署と米軍の緊急通報窓口へ連絡した。
 
 その後、中に1人取り残されていることに気付くと、窓からの救出を試みたが、困難だった。そこで、戦闘工兵として身に付けた知識や訓練を生かし、障害物を破壊して遮断された出入口をこじ開けた。現場に到着した消防隊員らは、そこから建物に入り、取り残されていた宿泊者を救出した。
 
 マルティネスさんは、偶然にも火災現場に居合わせ、救助できたことは幸運だったと語った上で、「危機的な状況に遭遇した際は、傍観者にならず行動を起こしてほしい」と呼び掛けている。
 
 この火災では、大阪府在住の男性が重体で病院に搬送された。

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