トップ国内沖縄台風6号で倒木のガジュマル再生へ コザ・ミュージックタウンー沖縄市

台風6号で倒木のガジュマル再生へ コザ・ミュージックタウンー沖縄市

倒木したガジュマルの前で説明する日本樹木医会の生沢均氏(中央)=12日、沖縄市のコザ・ミュージックタウン前(竹澤安李紗撮影)
倒木したガジュマルの前で説明する日本樹木医会の生沢均氏(中央)=12日、沖縄市のコザ・ミュージックタウン前(竹澤安李紗撮影)

 1日の台風6号で倒れた沖縄県沖縄市のコザ・ミュージックタウン前のガジュマルは、再生できる可能性が高いことが専門家の確認で分かった。
 
 管理する内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所は12日、現地で今後の対応を説明。同市の公園内へ一時的に移して回復させた後、元の交差点に戻す方針を発表した。公園への移植時期は未定。
 
 ガジュマルは1997年ごろ、国道330号胡屋交差点に移植された。コザのシンボルツリーとして市民から愛されてきた。1日の強風で根が浮き上がり倒れたという。現在は葉を剪定(せんてい)し、網を掛けた状態で、交差点の通路は安全に通行できる。
 
 日本樹木医会の生沢均沖縄県支部長は「樹齢は約30年と若く、南根腐病(みなみねぐされびょう)などの樹木の感染症も確認されなかったため再生が十分見込める」と指摘した。琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科の谷口真吾教授は、ガジュマルの回復後、交差点に戻す際は、「根の周りの地表面積を拡大し、風で倒れにくくする工夫が必要」と説明した。
 
 県内では倒木を悲しむ声が相次いでいる。花城大輔沖縄市長は「関係各所が復興の可能性を検討してくれた」と感謝を示し、「全力で復元に取り組みたい」と語った。

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