トップ国内沖縄「県の差別条例運用に瑕疵」 仲村覚氏、差別巡り要望書提出

「県の差別条例運用に瑕疵」 仲村覚氏、差別巡り要望書提出

沖縄県こども未来部女性力・ダイバーシティ推進課に要請書を提出する仲村覚氏=4月22日、県庁(竹澤安李紗撮影)
沖縄県こども未来部女性力・ダイバーシティ推進課に要請書を提出する仲村覚氏=4月22日、県庁(竹澤安李紗撮影)

 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚(さとる)氏は4月22日、沖縄県こども未来部の女性力・ダイバーシティ推進課に対し、「沖縄県差別のない社会づくり条例の違法な運用停止および実態解明に向けた要請」書を提出した。

 仲村氏は続いて、県庁で記者会見を開き、過去の自身の発言が県から差別的言動に当たると指摘されたことを明かし、「単なる事務ミスではなく、認定・通知・証拠開示・期限設定の全工程が違法である」と主張した。

 指摘されている仲村氏の発言とは、2023年12月22日に動画投稿サイト・ユーチューブ上で配信された番組(チャンネル名=ワールド・オヤジ・サテライト)にゲストとして出演した際に「自分が泥棒をしたときに『あいつが犯人だ!』ってやるっていうじゃないですか、中国人って」と発言した内容。

 動画内(31分以降)で仲村氏は、自身のユーチューブチャンネルで公開した「【緊急記者会見】沖縄タイムス社阿部岳記者による不当な差別報道及びSNSでの不当な差別的言動」という動画を紹介し、同条例に関する議論を行っていた。

 県の同条例は、不当な差別的言動を「インターネット上の表現活動では、県の区域内に居住又は滞在する本邦外出身者等に対して行われていると明らかに認められるもの」と定めているが、仲村氏は同発言は条例の定義に当てはまらないとして、県の条例運用に瑕疵(かし)があると訴えた。

 仲村氏は同条例の成立時から、「沖縄ヘイトの顕在化により本土と沖縄の分断につながる」と警鐘を鳴らしていた。同会見の様子は仲村氏のユーチューブチャンネルで公開されている。

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