
共産主義の克服を掲げる政治団体、国際勝共連合は22日、東京都内で「共産主義の脅威から日本とアジアを守る」をテーマに総決起大会を開いた。渡邊芳雄会長は、同連合が58年間にわたり共産主義との戦いを続けてきたものの、「勝ち切れていない」と強調。宗教を排除するマルクスの理論の問題点を指摘した上で、戦いに「決着をつける時が来た」と呼び掛けた。
今年度の運動方針として、①スパイ防止法の制定を柱とした安全保障体制の確立②台湾有事は日本有事の意識のもと尖閣諸島を守る③日本国憲法を改正し戦後レジームから脱却――などを掲げた。

パネルディスカッションでは、文藝評論家の小川榮太郎氏と拓殖大学元教授のペマ・ギャルポ氏が登壇した。
小川氏は、米中対立がエスカレートしている中、保守陣営が結束して勝共活動をしなければ「日本が間に合わない」と警鐘を鳴らした。「ステルス化している左翼勢力が、常識を逸脱したところで皇室典範改正の議論を蒸し返そうとしている」と分析。「敵(中国)の本気度は加速している。それぐらい焦っている」と述べた。
ペマ氏は、7月に中国で施行された民族団結進歩促進法は少数民族に対する「弾圧法」であり、「中国共産党がこれまでやってきたことを正当化し、漢民族以外を中国から消滅させるもの」と説明。アジア諸国の共産化の防波堤となった日本の役割に期待を示した。
大会では、浜田聡前参院議員が来賓あいさつした。







