
日本三大盆踊りの一つで、約700年の歴史を持つ西馬音内(にしもない)盆踊り(国の重要無形民俗文化財)が、秋田県南部の羽後(うご)町で16日~18日まで開催された。
残暑が続く中、会場の本町通りには午後7時半の開始に合わせ端縫い(はぬい)や藍染(あいぞめ)衣装に編み笠・彦三頭巾(ひこさずきん)姿の踊り手が、盆踊り会館や周辺の家々から次々と踊りの輪に加わってくる。
太鼓、笛、三味線、鉦(かね)の囃子方(はやしかた)が、にぎやかで野趣あふれる「音頭(おんど)」と、情緒豊かな「がんけ」を演奏し、世情風刺や哀調を漂わせる歌も流れ、先祖供養の思いを込めた時間が過ぎていく。
かがり火が時折はぜる音も交じり、夜10時半まで1000人を超える踊り手が夏の夜を艶やかに彩った。最後は盆踊り会館の周りに集まり、囃子方のアンコール曲が終わると、踊り手も観客も共に拍手を送った。







