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邪気払う秋田竿燈まつり 真夏の夜空照らす提灯

夏の風物詩「秋田竿燈まつり」で、稲穂に見立てた提灯約1万個が夜空に揺らめいた=3日夜、秋田県秋田市

 東北を代表する夏の風物詩「秋田竿燈(かんとう)まつり」が3日、秋田県秋田市の竿燈大通りで始まった。3日の午後7時すぎには大小273本の竿燈がすべて入場し、太鼓や笛によるお囃子(はやし)が鳴り響くと、稲穂に見立てた提灯(ちょうちん)約1万個が真夏の夜空の下で揺らめいた。

 「ドッコイショ、ドッコイショ」の掛け声に合わせ、高さ12メートル、重さ約50キロの竿燈を持った「差し手」たちは、手のひらや額(ひたい)、肩、腰の一点で支えてバランスを取る妙技を次々に披露。技が成功するたびに、見守っていた観客から大きな歓声や拍手が巻き起こった。

 竿燈まつりは真夏の病魔や邪気を払い、五穀豊穣を願う「ねぶり流し」行事として始まった。昭和55(1980)年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。6日まで。

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