
記者会見する大山奈々子神奈川県議=3月31日、神奈川県庁
共産党の大山奈々子・神奈川県議(横浜市港北区選挙区、3期目)は3月31日、神奈川県庁で記者会見し、離党を発表した。同党の神奈川県委員会が「党の決定に反する意見を党外に発信する行動を繰り返してきた」ことを理由に、来春に行われる県議選での非公認を決定したため。
公認取り消しの理由として、X(旧ツイッター)などSNSでの発言が党の方針と違うことが問題視された。大山氏は「開かれた党運営を求めての発言」とした上で、決定を見直すように要望したがかなえられず、今回の離党会見になったと説明した。
大山氏は2024年1月の党大会で、党首選の導入を求める著書を出版した党職員・松竹伸幸氏が「規律違反」を理由に除名処分されたことを問題視し、田村智子委員長から非難された。大山氏は、田村氏の行為はパワーハラスメントに当たるとして、第三者委員会による検証を求める意見書を党中央委員会に送付したが、党側はそれを否定。党の内部規律である「民主集中制」に反すると見なされた。
公認取り消しに伴う離党が共産党には痛手になることを執行部に伝えたかという本紙の問いに対し、「(党にとって)それ以上の不利益になる」との判断で決定は覆らなかったと話した。県議選には無所属として臨む考えを示した。
大山氏は共産党2世。会見では、「自然と共産党員になり、地域の活動を共産党員歴40年間してきた」と振り返った。






