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「本当に悲しく、残念」二世の会・小嶌代表

東京高裁の解散命令決定を受けて発言する「信者の人権を守る二世の会」の小嶌希晶代表(左から人目)=4日、東京・内幸町(豊田剛撮影)
東京高裁の解散命令決定を受けて発言する「信者の人権を守る二世の会」の小嶌希晶代表(左から2人目)=4日、東京・内幸町(豊田剛撮影)

活動の続投宣言も、将来に不安
 東京高裁が4日、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に解散を命じたことを受けて、家庭連合2世信者で構成する「信者の人権を守る二世の会」は都内で記者会見を開き、解散の決定を冷静に受け止めるとともに、悲しみや不安を示した。

 会見には2世信者約30人が登壇し、会場とオンライン合わせて約370人が参加した。午前11時の決定公表を待つ間、会場には重い緊張感が張り詰めていたが、決定を知らされると涙を流す信者もいた。

 「本当に悲しく、残念に思っている」。二世の会の小嶌希晶代表は率直な心境を語った上で、「二世の会としての活動は続ける。社会から認められる時が来るまで改革に取り組みたい」と意欲を示した。また、「宗教とは何か、信仰とは何かを伝えていく責任がある」と語り、信仰を持つ人と持たない人との相互理解に努める考えを示した。

 教団職員の今中誠真さん(30)は、「決定を真摯に受け止めたい」としつつも、先月子供が生まれたことに触れ、「収入や家計を考えると、経済的な不安も否めない」と話した。

 教団の関連団体に勤める新田剛さん(30)は、「育ってきた居場所が社会からなかったものになったことが受け止められない。今、全国でどれだけの2世が涙しているかと思うと胸が痛い」と心境を語った。

 登壇者らは共通して、解散後も信仰を持ち続ける姿勢を強調した。新田さんは、「宗教を信じているというだけで社会から排除されないかが一番心配だ」と懸念を示した上で、「信教の自由が守られ、私たちも一国民、一社会人として普通に生きていける社会であってほしい」と訴えた。

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