
日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA、江﨑浩会長)は25日、今年のサイバーセキュリティに関連したニュースをランキング形式で紹介する「JNSA 2025セキュリティ十大ニュース」を発表した。1位にはアサヒグループホールディングスやアスクルなどへのランサムウェアによるサイバー攻撃が選ばれた。
セキュリティ十大ニュース選考委員会の大木榮二郎委員長は、JNSAのホームページ上に、ランサムウェアによる攻撃が被害企業のみならず、関連企業や市民に甚大な影響を与えることを指摘。アスクルの物流機能の停止により、医療関連資材の配送が滞った事例を挙げ、「サイバー攻撃では人は死なないなどと高を括っていたこれまでの見方は改めなければならない」と強調した。
今回のランキングには、被害ニュース4件がランクインしていたほか、「能動的サイバー防御」関連法案の成立(5位)など、新たな取り組みについてのニュースも4件取り上げられたことに「大きな意味がある」と評価。デジタル技術の広がりと共に「さらに信頼の構造を強固なものにしていかなければならない」と呼び掛けた。
このランキングは、社会に与えた影響の大きさやマスコミなどで取り上げられた頻度などを基準に、セキュリティの専門家によって今年の十大ニュースを選ぶもので、2001年から実施されている。





