
ノンフィクション作家の福田ますみ氏が執筆した、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の解散問題をテーマとしたノンフィクション『国家の生贄』(飛鳥新社)の出版記念トークイベント(主催・信者の人権を守る二世の会)が22日、東京都内で開かれた。福田氏は一般社会に浸透した家庭連合に対する負のイメージに触れ、「そこをいかにひっくり返すか。私の第一の目的は今でも、一般の人たちに真実を知ってもらいたいということだ」と訴えた。
福田氏は「真実」を社会に知ってもらうための大きな壁として、メディアや全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が家庭連合の姿を大きくゆがめていると指摘。その影響は司法にまで及ぶとして、「家庭連合が象徴となり、日本社会のいろんなゆがみをあぶり出している」と話した。
出版社を代表してあいさつした「月刊Hanada」の花田紀凱編集長は「信教の自由を守るため、日本のジャーナリズムの良心を守るための大切な本だ」と強調。政教分離に対する誤解や全国弁連と共産党との関係に触れない報道などを批判し、「誤解が一刻も早く解かれ、(家庭連合への)解散命令が撤回されることを祈っている」と語った。
文藝評論家の小川榮太郎氏も出席し、「40年間『邪教』と宣伝され続けたものを変えるのは難しい」とした上で、「信者の姿をしっかり伝えていくことは大事だ。政治家の中にも表立って言えない人はいるので、(家庭連合解散の)問題点を挙げて要望書にして提出する。福田先生の著書はその時にも役立つだろう」と意見を述べた。






