
日台関係研究会の創立30年を記念する講演会が20日、都内で開かれた。自民党政調会長代理の長島昭久衆院議員が講演し、「日台は運命共同体」と強調。中国が高市早苗首相の台湾有事を想定した「存立危機事態」発言に反発していることについて、「反論するに値しない」と語った。
長島氏は、高市氏の発言は「台湾有事にわれわれは無関係でいられないということ」と指摘。中国の日本に対する措置の影響は「限定的」だと述べた。
中国軍が常時、台湾を囲んで軍事演習していることについて、「今の中国は演習と実戦の軍事的境界線が分かりにくい」と指摘。台湾に軍事的威圧をかけて疲弊させた上で妥協させる「孫子の兵法」には警戒が必要と訴えた。
台湾情勢に詳しい本会事務局長の浅野和生・平成国際大学副学長は、中国が米国との「二大強国(G2)」となる野望を経て、世界最大の核武装国になろうとしていることを警戒視した上で、日台が協力を強化することが中国の覇権主義の防波堤になると強調した。
同会は、1995年に学識者らが日本と台湾の相互関係を深める目的で創立された。






