トップ国内「私は絶対にあきらめない」北朝鮮の拉致問題でシンポー東京

「私は絶対にあきらめない」北朝鮮の拉致問題でシンポー東京

北朝鮮による拉致問題に関するシンポジウムであいさつする拉致被害者家族連絡会の横田拓也代表=13日午後、東京都千代田区(石井孝秀撮影)

 北朝鮮による日本人拉致問題に関する政府主催のシンポジウムが13日、東京都内で開かれた。北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で、拉致被害者家族連絡会(家族会)の横田拓也代表が出席し、「私は絶対にあきらめない。言葉を武器にして戦い続ける」と訴えた。
 日本人拉致という人権問題について、子供たちへの啓発活動も行ってきた横田代表は「アンケートや感想文を見ると、ほぼ全員がしっかり内容を理解していた」と指摘。拉致問題の風化を防ぐために「大人がしっかり伝えていく責任がある」と強調した。

 家族会の飯塚耕一郎事務局長は被害者家族の高齢化問題に触れ、「認定拉致被害者の平均年齢は現在76歳。未(いま)だ解決の糸口が見い出せぬまま長い年月だけがただ過ぎている」と言及。解決に向けた日朝首脳会談の実現を求めた。

 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない「特定失踪者」の家族からもビデオメッセージが寄せられた。1972年に青森市内で失踪した平山政子さん=当時(25)=の兄、勲さんは「行方不明になって53年になる。日本政府には一日も早く帰してもらえるよう、ずっと活動してほしい」と呼び掛けた。

 このほかシンポジウムでは、中学生や高校生が北朝鮮の拉致問題についてまとめた作文コンクールの表彰式や朗読なども行われた。

 主催者を代表してあいさつした拉致問題担当相を務める木原稔官房長官は「何としても肉親との再会を果たしたいという切実な思いをたくさん聞いてきた。高市政権にとって最重要課題だ」と語った。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »