
老舗人形店「久月」(本社=東京都台東区)が毎年制作する、その年に明るい話題を提供した人物をモチーフとした「変わり羽子板」。今年で40回目を迎えるのを前に、これまで発表してきた作品約300点を展示する「変わり羽子板 40年の歴史展」が久月本社で開かれる。
これまで題材となった人物は368人で、登場回数が最も多かったのは、6月に死去したプロ野球元巨人監督の長嶋茂雄さん、次いでドジャースの大谷翔平選手だった。職業別では、安倍晋三元首相や小泉純一郎元首相など政治家が80人で最多。制作の始まった1986年の変わり羽子板には、当時、初来日した英国のダイアナ元妃や新人プロ野球選手として活躍していた清原和博さんなどが描かれている。
同社で保管していた過去の変わり羽子板を、一斉に展示公開するのは今回が初めて。横山久俊・代表取締役社長は「昔と今とで、羽子板の構図や技法の違いにも注目してほしい。これまでの日本の文化や姿を振り返りつつ、見る人に楽しんでもらいたい」と語った。「変わり羽子板」保存維持協力金として、料金は大人1000円(高校生以下は無料)。展示は15日から30日までで、今年の変わり羽子板は12月上旬に発表予定。





