日本維新の会の藤田文武共同代表は30日、共産党機関紙「しんぶん赤旗」が公設秘書側に公金2千万円を支出していたとする記事に対して、「すべて実態のある正当な取引」だと反論した。X(旧ツイッター)に投稿し、「適法に行っているもの」と主張した。
しんぶん赤旗日曜版は11月2日付で、「スクープ 維新・藤田共同代表 重大疑惑」という見出しの記事で、藤田氏の公設第1秘書が代表の会社に、藤田氏側が約2000万円の公金を支出し、その会社から秘書へ報酬720万円が支払われていたと報道。「身内への税金還流」だと批判した。
藤田氏は、「悪意のある税金環流のような恣意的な記事ですが、すべて実態のある正当な取引であり、専門家にも相談の上で適法に行なっているものです」と説明した。
また、藤田氏の事務所への質問状の回答期限が翌日までとしたことは「不誠実かつ一方的」だと批判。「赤旗は公平性を重視するような報道機関ではなく、共産党のプロパガンダ紙」と指摘した上で、赤旗の記事に対する事務所の回答を反映せず、「公平性が皆無だとよくよく認識しました」とつづった。





