トップ国内開創1200年迎えた北向観音堂 64年ぶり「御開帳」で賑わい 長野県上田市・別所温泉

開創1200年迎えた北向観音堂 64年ぶり「御開帳」で賑わい 長野県上田市・別所温泉

 別所温泉地区にあり、厄除(よ)け観音として信仰を集めている古刹(こさつ)・北向(きたむき)観音堂は今年、開創から1200年目を迎えた。この節目に、64年ぶりとなる御開帳が10月11日から11月9日まで行われている。
 別所温泉地区にあり、厄除(よ)け観音として信仰を集めている古刹(こさつ)・北向(きたむき)観音堂は今年、開創から1200年目を迎えた。この節目に、64年ぶりとなる御開帳が10月11日から11月9日まで行われている。

 本格的な秋のシーズンに入り、長野県上田市の別所温泉がにぎわっている。

 別所温泉地区にあり、厄除(よ)け観音として信仰を集めている古刹(こさつ)・北向(きたむき)観音堂は今年、開創から1200年目を迎えた。この節目に、64年ぶりとなる御開帳が10月11日から11月9日まで行われている。北向観音堂の本尊が公開されるのは記録上初めてということもあり、連日、長蛇の列ができている。

にぎわっている北向観音堂の門前町
にぎわっている北向観音堂の門前町

 御開帳では、本尊を納める厨子(ずし)の扉が開き、御簾(みす)越しに神々しい千手観世音菩薩を拝むことができる。また、本尊につながっているとされる回向(えこう)柱に触れることで、本尊に触れるのと同じ功徳(くどく)が得られると言われている。

 北向観音堂に行くには、新幹線駅の上田駅から出る上田電鉄別所線に乗る。車窓から目に入るのは田畑や山々の自然だ。電車に揺られること約30分間で終点の別所温泉駅に到着する。都会の喧騒(けんそう)を忘れるにはちょうどいい。

ご利益があるとされる北向観音堂の回向柱に触れる人々
ご利益があるとされる北向観音堂の回向柱に触れる人々

 駅から北向観音堂に続く商店街はかつてないにぎわいを見せている。ご当地名物の松茸(まつたけ)おやきを売る土産屋の店員は、「毎日が正月のよう。想像をはるかに上回る人出で、すぐに売り切れてしまった」と悲鳴を上げた。足湯で疲れを癒やしていた地元の男性は、「これだけのにぎわいはここ何十年経験していない」と驚いていた。

風情のある別所鉄道駅
風情のある別所鉄道駅
上田電鉄別所線が通る塩田平地区では秋らしいコスモスの風景が見られる
上田電鉄別所線が通る塩田平地区では秋らしいコスモスの風景が見られる

 北向観音堂から徒歩5分の場所にある安楽寺は信州地方最古の禅寺。国宝の八角三重塔が見どころで、多くの人々が足を延ばしていた。(文と写真・豊田 剛)

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