自民党の高市早苗総裁の就任を記念する「国民の集い」(主催・新しい歴史教科書をつくる会)が20日夜、東京・永田町で開催され、保守系の国会議員や学者などの論客が登壇した。安倍晋三元首相の政治信条を引き継ぐ高市氏に熱い期待を寄せ、自衛隊の憲法明記や皇統の男系継承維持、靖国神社参拝、積極財政などに対する期待を語った。
「気が付いたら与党」 石平氏
集いでは、7月の参院選で初当選した石平氏(日本維新の会)と北村晴男氏(日本保守党)が登壇した。石平氏は、「野党から当選するつもりだったけど、気が付いたら明日から与党になる」と苦笑。6年間の任期中は「高市政権を支えて頑張りたい」と意気込んだ。北村氏は、「維新が保守政党ではないと疑念を持っている」と警戒心を示し、「高市政権では足を引っ張らないように外からコントロールしたい」と話し、会場の笑いを誘った。

大阪が地盤の自民の長尾敬元衆院議員は、連立協議に臨む高市氏に対し「大阪のことは一切気にしないでください。自身が首相指名選で選ばれることだけを考えてほしい」と訴えたことを明かした。
「インターネットの勝利」 門田氏
作家でジャーナリストの門田隆将氏は、総裁選では新聞や地上波テレビがそろって小泉進次郎農林水産相の選出を予想した中で高市氏が勝利できたのは「インターネットの勝利と言える」と強調した。
ジャーナリストの西村幸祐氏は、政権与党である自民が「完全に(左翼に)ハイジャックされている」状態だったが、高市総裁になって「日本は首の皮一枚で生き残ったと思った」と安堵した。

「安倍氏を全身全霊で応援したのが高市氏」藤井氏
高市氏と同じ奈良県出身の京都大大学院の藤井聡教授は「安倍氏が凶弾に倒れた奈良でリベンジを果たす。これが僕と高市氏が潜在意識の中でずっと思っていた。その安倍氏を全身全霊で応援していたのが高市氏」と強調した。
加藤康子元内閣官房参与は、「岩盤保守層だけでなく、運送業者、町工場で働く皆さん、津々浦々、高市さんへの期待がわーっと湧き上がっている」と指摘。「あすの高市総理就任をお祝いしたい」と述べた。

「日本列島を強く豊かに」高市氏
集会では高市氏によるお礼の言葉も紹介された。
「国政の場にあって国民の皆様の命と財産、領土・領空、国家の主権と名誉を守り抜くために日本列島を強く豊かにするために力を尽くして働いてまいります。そして、日本の諸問題の解決に向けて、戦略的かつ責任ある積極財政の方針のもと、スピード感を持って政策を展開してまいります」
女性初の首相誕生の前夜、歴史の目撃者になりたいと願う支援者で会場は熱気にあふれた。






