
日本の皇室を重んじる伝統文化を後世に継承しようと活動する「和の国柄を護る千葉県民の会」は8月30日、千葉市で講演会を開いた。講師として登壇した「空の神兵」顕彰会の奥本康大会長は、「日本の戦後復興に貢献した出光興産の創業者・出光佐三の精神には学ぶものが多い」と語った。
奥本氏は出光興産OBとして、創業者の生涯を著書『正伝 出光佐三』(展転社)にまとめた。講演で奥本氏は、英国の経済封鎖を受けていたイランから出光が石油を運んだ日章丸事件などを通して「出光佐三が日本精神を世界に示した」と強調。終戦後、質の悪い石油を高く売りつける外国石油業者に対し、出光は質の良い石油を安く売ることで日本経済を守り「戦後復興を加速させた」と説明した。
出光佐三は玉音放送の2日後、社員に対して「愚痴を止めよ」「世界無比の三千年の歴史を見直せ」「今から建設にかかれ」と訓示した。奥本氏は「国家貢献の意思とリーダーシップがあり、出光が戦後復興を支えることができた」と評し、グローバル化の波が押し寄せる現代こそ「出光佐三の足跡から日本の精神を学ばなければいけない」と訴えた。





