
戦争体験者の話を聞く機会が失われつつある中、福島県民や県出身者が体験した戦争を振り返る企画展「私たちの戦争体験-アジア・太平洋戦争終戦80年」が会津若松市の福島県立博物館で開かれている。
福島県出身で重巡洋艦那智の最後の艦長だった鹿岡円平大佐をはじめ、福島県出身の軍人が家族に送った手紙や写真、軍服など関係資料約150点を展示。連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮した山本五十六が、旧会津藩士の娘である妻に宛てた書簡2通は今回が初公開だ。
終戦の日の15日には多くの人が訪れ、展示物を熱心に見学する子供や若者らの姿も見られた。展示解説を行った主任学芸員の栗原佑斗さんは「今回は十数人の福島県出身の軍人を紹介しているが、本当はもっとたくさんいる。ここで見聞きしたことをぜひ多くの人に伝えてほしい」と話した。会期は9月15日まで。





