
8月15日、戦後80年の節目の日を迎える。石破茂首相が戦後80年に際し、何らかのメッセージを発するか注目される中、「戦後80年石破談話断固阻止」と題する集会が12日、首相官邸前で開かれ、参加者らは「石破首相は談話を出すな」「今すぐ辞めろ」と声を上げた。
集会では保守系の政治家や識者らがリレー演説。評論家の三浦小太郎氏は、「80年が経ち、歴史学者やそれぞれの人の思いの中で語られるもの。国家が政治的判断を下し、日本の英霊だけではなく、戦死したアジア、米国、連合国の人たちを政治がもてあそぶべき対象にすべきではない」と訴えた。首相が閣議を経ずに何かを発出した場合、「日本の正式な発言として諸外国に利用される」と警戒した。
元陸将補で軍事研究家の矢野義昭氏は、先の大戦で日本が西洋列強による植民地支配を阻止し、独立を助けたことに触れ、「日本人が不必要に(諸外国に)謝罪し続けるべきではない」と強調した。
安倍晋三首相(当時)が出した70年談話は、諸外国への謝罪に重点が置かれた村山談話や小泉談話と違い、未来志向に焦点を当てていることを念頭に、「15日の戦没者追悼式で、感謝と敬意を反省に塗り替えることがあってはならない」という訴えもあった。集会は「英霊の名誉を守り顕彰する会」の佐藤和夫会長が呼び掛けた。






