
世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者ら約1000人が27日、大阪市で信教の自由を訴えるデモ行進を行った。参加者は「皆さんが大切にしているものがあるように、私たちにも大切にしている信仰がある」と沿道の人に語り掛け、家庭連合に対する解散命令の不当さを約40分間行進しながら訴えた。
デモ行進の前には集会が開かれ、つきしろキリスト教会(沖縄県南城市)の砂川竜一牧師があいさつ。家庭連合信者の強制棄教を目的とした拉致監禁にキリスト教会が関わったことを謝罪し、安倍晋三元首相の暗殺事件に関しては「犯人は山上徹也被告であり、家庭連合は関係ない」と語った。
刑事事件を犯していない家庭連合が解散させられた場合は、次はキリスト教会にもその世間の厳しい目が向けられ、「やがては仏教、創価学会にも影響」すると話し、だからこそ家庭連合を解散させてはいけないと訴えた。
砂川牧師はデモ行進後、宗教者らしく明るい雰囲気で行進でき「元気をもらえた」と感想を述べた。







