
「ミャクミャクいたー!」
東ゲートをくぐると、家族連れや観光客が、公式キャラクター「ミャクミャク」のオブジェを見つけ、写真撮影に夢中になっていた。にぎやかな声と笑顔があふれている。

大阪市・夢洲で開催中の大阪・関西万博は、13日で会期折り返しを迎えた。記者が訪れた日は最高気温が34度と厳しい暑さだったが、多くの来場者でにぎわった。
ゲート付近には冷房の利いた休憩所が設けられ、スタッフが「お子さんが大変そうでしたら、入場直前までこちらで涼んでくださいね」と丁寧に声を掛ける姿も見られた。小さな子連れの来場者が安心できる環境づくりを随所に感じさせる。会場内にはミストが出るベンチや大型パラソル、無料の給水所などがある。


子供の人気を集めていたのは「いのちのパーク」。15分ごとに真っ白な霧が辺りを包み、「雲に入っちゃった!」とはしゃぐ子供たちの声が響く。涼を感じながら遊べる屋外広場は、定番のスポットとなっている。

それでも、会場では日陰が少なく広い場内を歩いて移動する時間が多い。7月12日現在、熱中症の疑いで会場から27人が救急搬送されている。
全長約2キロメートルの木造「大屋根リング」は日陰を求めて来場者が殺到していた。

暑さをしのぐためにもパビリオンは積極的に訪れたい。ブラジル館のボディペインティング体験や、クウェート館の砂漠の砂に触れるコーナーなど、世界の夏を感じることができる。
万博終盤、多少涼しくなる9、10月は来場者が殺到することが予想される。ならば、暑さ対策を万全にした上で、真夏の万博を体験してみるのもいいのではないか?

会期は10月13日まで。
(文と写真・山田芙珠美)






