トップ国内スパイ防止法の早期制定を 勝共連合・渡邊会長が講演

スパイ防止法の早期制定を 勝共連合・渡邊会長が講演

講演する国際勝共連合の渡邊芳雄会長=7日、神奈川県横浜市(宇野泰弘撮影)
講演する国際勝共連合の渡邊芳雄会長=7日、神奈川県横浜市(宇野泰弘撮影)

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の関連団体、国際勝共連合の渡邊芳雄会長は7日、横浜市内で講演し、「日本を守るためスパイ防止法を一刻も早く実現する」よう訴えた。スパイ防止法がいまだ制定されていない日本は世界的に見ても稀有(けう)であるとし、事件が起きる前に取り締まる意義を強調した。

中国共産党と密接な関係を持つ民間団体「中国反邪教協会」が4月、家庭連合の解散命令を称賛する声明を出した背景について渡邊氏は、「教団がキリスト教的な思想で朝鮮半島の南北統一を進めることで、中国共産党は1億人と言われる国内のキリスト教徒が反旗を翻すことを警戒していた」と解説した。

昨今、米中の軋轢(あつれき)が高まっていることについては、「米国を凌駕(りょうが)することは中国の夢であるため、いずれ米中の衝突は避けられない」との見方を示した。

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