トップ国内家庭連合関連団体の請求棄却 鈴木エイト氏による名誉毀損認めず

家庭連合関連団体の請求棄却 鈴木エイト氏による名誉毀損認めず

ジャーナリストの鈴木エイト氏のX(旧ツイッター)などへの投稿により名誉を毀損されたとして、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の関連団体の天宙平和連合(UPF)ジャパンが1100万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(足立賢太裁判長)は14日、「社会的評価が低下するとはいえない」として、UPFジャパン側の請求を棄却した。

訴状によると、2021年9月にUPFなどの主催した国際会議に、安倍晋三元首相がビデオメッセージを寄せたことについて、鈴木氏はXや講演会などで「トランプ氏に1億、安倍氏に5000万との内部情報」などと主張。UPF側は「報酬を支払っていない」と述べていた。

判決を受けて、UPFジャパンの魚谷俊輔事務総長は「鈴木氏の主張に真実性や真実相当性があるかの前に、社会的評価を下げるものではないという判決が出された」と批判。原告代理人の徳永信一弁護士は「UPFだけでなく安倍元首相の名誉も侵害されていることは明らかだ」と強調した。UPF側は控訴する方針を示している。

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