日本とヨーロッパの食文化の交流を図る「Ｔａｓｔｅ Ｅｕｒｏｐｅ」プロジェクトの記者会見と試食会が12日、ポーランド大使館（東京都目黒区）で行われた。ポーランドの農業や食肉加工分野の代表者は「高品質で美味しい食品を日本に届けたい」と話した。
会見では日本への輸出機会を増やすための取り組みが紹介された。プロジェクト代表を務めるトマシュ・パジブト氏は「ポーランドの食品は欧州連合（ＥＵ）の厳しい基準をクリアした高い品質が売り」とアピール。牛肉を食べる消費者が日本に多く、近年は日本への牛肉輸出量が急増していることから、「自然豊かな環境で育った牛の美味しさを日本人にもっと知ってもらいたい」と語った。
会見後の試食会では、餃子のような見た目で肉や野菜の具を詰めた伝統料理「ピエロギ」をはじめ、製法にこだわったハムやリンゴを使った料理がふるまわれた。
