トップ国内文科省職員を告発ー家庭連合信者が陳述書捏造問題で

文科省職員を告発ー家庭連合信者が陳述書捏造問題で

11日、YouTube「小笠原家庭教会チャンネル」で公開された告発会見
11日、YouTube「小笠原家庭教会チャンネル」で公開された告発会見。小笠原裕さん(右)と徳永信一弁護士

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に対して東京地方裁判所に解散命令請求を行った文部科学省が証拠として提出した陳述書に捏造の疑いが出ている問題で、家庭連合信者の男性が10日、私文書偽造と偽造私文書行使容疑で文科省職員などへの告発状を東京地検に提出した。

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告発したのは家庭連合信者の小笠原裕さん。告発について11日、動画サイトのYouTubeで公開した。

告発されたのは東京地裁において家庭連合解散命令請求の審理で行われた証人尋問で、供述を行った2人の元信者の陳述書を作成した担当職員3人。

告発人の小笠原さんは「私たちは人生をかけてこの信仰を持っている。解散命令請求の証拠が捏造されていたのは信者として耐え難いことだ」と怒りをあらわにした。その上で陳述書を「刑事告発によって、第三者の目をきっちり通してもらう」と述べた。

告発代理人の徳永信一弁護士は、「ほかの手続き全般も公正になされた手続なのか、重大な疑問を投げつけている」と訴えた。

家庭連合は2月19日に「文部科学省による虚偽証拠捏造行為-解散命令請求裁判で暴かれた国家権力の大罪-」と題する報告書を公開。この中で、証人尋問に採用された2人の元信者の陳述書を含む複数の陳述書を指摘して、虚偽や捏造などがあることを報告している。また家庭連合は今月7日、陳述書の捏造について文化庁に釈明を要求している。

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