トップ国内拉致監禁で壊れた親子関係修復を 取り組み進める信徒が講演

拉致監禁で壊れた親子関係修復を 取り組み進める信徒が講演

「監禁したくなかった」 牧師から聞いた告白

来場者で満席となったシンポジウムの会場=2日、東京都北区(宇野泰弘撮影)

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)信徒の拉致監禁問題について議論するシンポジウムが2日、東京都北区で開かれ、拉致監禁によって引き裂かれた親子関係の修復に取り組む「天の八衢の会」共同代表の猿田彦大神氏が「拉致監禁の問題を解決するには、親だけでなく、牧師にも寄り添う必要がある」と講演した。

計3回の拉致監禁被害を受けた猿田彦氏は、実行した母親の心境について「(監禁するよう)説明を受け違和感はあったが、思考停止していた。とにかくやらなければという気持ちだった」と解説した。

拉致監禁被害後、親子関係が壊れてしまったという同氏は「監禁した親の気持ちに寄り添わなければ、親子関係の修復はできない」と考え、長い期間の対話を通じて関係を修復していった。

講演で猿田彦氏は、日本基督教団谷村教会の牧師だった故・川崎経子氏とのエピソードも紹介。川崎氏は長年、家庭連合信徒の強制改宗に関わってきたが、猿田彦氏は「むしろ寄り添い対話をしないといけない」と考え、川崎氏と交流するようになったという。ある日、川崎氏から「本当は監禁したくなかった。悪い団体だと言われてきたから改宗に関わってきた」と涙の告白を聞くことになる。信頼関係を深めた頃、猿田彦氏が「親子関係の修復の協力をお願いできますか」と尋ねると、川崎氏は「そのことなら喜んで」と答えたという。

拉致監禁問題について猿田彦氏は、強制改宗に関わった親も牧師も、第三者から聞いた話を基に「家庭連合は悪」という先入観を持つようになり、やむを得ず手を下した可能性が高いと指摘した。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »