トップ国内建国記念の日で奉祝パレード 都内で約7000人が参加

建国記念の日で奉祝パレード 都内で約7000人が参加

神輿渡御はパレードを盛り上げた=11日午前、東京都渋谷区(森啓造撮影)

「日本の建国を祝う会」は11日、国民の祝日「建国記念の日」を祝う記念行事を都内で開いた。

奉祝パレードは、渋谷区の表参道からJR原宿駅前にかけて行われ、約7000人(主催者発表)が参加。華やかなマーチングバンドや子供たちの鼓笛隊のパフォーマンスに続いて、威勢のいい神輿の渡御(とぎょ)が行われ、力強い掛け声が響いた。祝日の街道は活気にあふれた。

明治神宮会館(渋谷区)で開催した奉祝中央式典には、国会議員らが参加。引き続き、麗澤大学客員教授の江崎道朗氏が「皇室と終戦80年」と題して講演した。


沖縄でも建国祝賀行事
大山晋吾宮司 「沖縄の尊皇心が日本再生の鍵」

講演する大山晋吾氏=2月11日、那覇市のパシフィックホテル(川瀬裕也撮影)

建国記念の日の11日、「令和7年建国まつり」(主催=沖縄県神社庁など)が、那覇市内のホテルで開かれ、皇紀2685年の日本建国を祝った。

式典では沖縄県神社庁長で波上宮(那覇市)の大山晋吾宮司が「日本再生の鍵は沖縄にあり」と題して記念講演した。大山氏は、沖縄の伝統的行事「清明祭」などを例に挙げ、「沖縄は、親や祖先を思う気持ちや神を崇める気持ちは日本一の県だ」と持論を述べた。

また、2012年に今上陛下が来沖された際、7000人が提灯(ちょうちん)行列に集まったことなどを紹介し、「敬神崇祖の日本で、一番美しい心が沖縄には残っている。これが日本再生の鍵だ」と語り、「今こそ『八紘一宇(はっこういちう)』の建国の精神を世界に広めていかなければならない」と呼びかけた。

 
来賓としてあいさつした座波一県議(沖縄自民)は、「世界に比類のない悠久の歴史を再認識する日だ」とした上で、「今後も沖縄県民が日本国民として希望と誇りを持てる社会を造成していきたい」と決意を語った。

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