
世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に反対する牧師などが、家庭連合信者の親に指示を出し、監禁を伴った信者の強制脱会を行っている問題で、「基本的人権・信教の自由を守る福岡県民の会」が福岡アクロス(福岡市)でパネル展を開いている。街頭演説も行われており、より多くの市民に拉致被害問題の悲惨さを訴えている。
来場した30代の男性は「法で保障されている信仰の自由があるのに、拉致監禁や強制棄教があることに憤りを感じた」と眉をしかめた。また、30代の2世女性は「拉致監禁関係の内情をここまで詳しく知ったのは初めてで、とても胸が痛くなった。この事実がメディアで取り上げられないことに違和感を感じた」と語った。
このほか、来場したある信者は「私は親が、牧師よりも私のことを信じてくれたから助かった」と自らの体験を合わせて感想を語る人など、多くの反響が寄せられた。11日まで。