
世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)へのマスコミ報道に抗議する信者たちが13日、東京都渋谷区の渋谷駅前で集会を開き、街頭演説を行った。
都内の教会に所属する2世信者の20代女性は、看護師として働く中で、批判報道により傷ついた体験を告白。「何より悲しかったのは、一緒に働くスタッフが教団のニュースを目にして、『2世はかわいそう』と言っていたのを聞いた時だ」と振り返り、「宗教2世イコールかわいそうというレッテルが貼られていることを痛感した。私の夢は、この日本でどんな人でも自分の信仰を堂々と語り合えるようになることだ」と訴えた。
3年前に入信し、昨年4月から都内の教会でスタッフとして活動している20代男性は、教団について「報道では反社などと言われるがそんなことはない。教会に来て自分の人生が明るくなり、プラスになった」と強調。さらに「正しいか間違っているか、自分の目と足で確かめてほしい。私はいろんな人に反対されても、この道を行くと決意している」と思いを述べた。
集会ではこのほか、信者が教団に反対する家族などから受けた、強制棄教を目的とする監禁事件についてのパネル展示も行われた。