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つくば市でモンゴル文化の体験交流フェス

モンゴル弓道を体験する参加者たち=12日午前、茨城県つくば市(辻本奈緒子撮影)
モンゴルの伝統舞踊を披露する子供たち

モンゴルの芸術やスポーツの体験を通じ、文化交流を図るフェスティバルが12日、茨城県つくば市で行われた。

屋外ブースではモンゴル弓道の体験を楽しむ人々が列を作ったほか、日本に住むモンゴルの子供たちが歌や伝統舞踊、詩の朗読を披露。モンゴルの移動式住居・ゲルも設置され、中では動物の骨を使った伝統的なゲーム「シャガイ」の体験コーナーや茨城県自然博物館の出張展示などが開かれた。

主催のモンゴル国立中央児童図書館のソガル・フレルバータル館長が来日し、「モンゴルが日本から学ぶことはたくさんある。毎年こうしたイベントを開催していきたい」と意欲を語った。フレルバータル氏にはつくば市の五十嵐立青(たつお)市長からの親書が贈られた。

開催に携わったエコーウエアーズ株式会社のヒヤド・ウルジ社長は「来日して今年で23年、日本の方々にはお世話になりっぱなし。モンゴルとの文化交流を通じて恩返しをしたい」と意気込んだ。

同社は今後、ゲルの宿泊体験ができるキャンプ場を含むモンゴリアン・テーマパークをつくば市で開園する予定。約2000坪の敷地に、15のゲルと管理棟を備える。

モンゴルの歌を披露する子供たち
歓迎の花束を受け取ったモンゴル国立中央児童図書館のフレルバータル館長(右)
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