トップ国内拉致被害者家族の集会に首相参加 親世代存命のうちに帰国実現を

拉致被害者家族の集会に首相参加 親世代存命のうちに帰国実現を

北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を求める「国民大集会」で、あいさつする石破茂首相(2024年11月23日午後、東京都千代田区 森啓造撮影)
北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を求める「国民大集会」で、あいさつする石破茂首相(2024年11月23日午後、東京都千代田区 森啓造撮影)

北朝鮮による拉致被害者全員の即時一括帰国を求める「国民大集会」(主催・北朝鮮による拉致被害者家族連絡会など)が23日、東京都内で開かれた。被害者家族の高齢化が進む中、親世代の家族が存命の間に拉致被害者の帰国実現を求める決議が採択された。

横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(88)は、「(日本は)多くの若者を失った。日本は宝物を大事にしなければいけない。もっと真剣に国民全部が、自分の子供だったらどうするかという思いで、みなをこちらに引き戻すことを一生懸命に応援してほしい」と呼び掛けた。

集会には石破茂首相と林芳正官房長官も出席。石破首相は「時間的制約のあるこの問題は、日本国民全ての国家主権の侵害であるという共通認識の下に、解決に向けて心を一つにしていかねばならない」と述べた。

日本保守党の百田尚樹代表も登壇し、政府や政治家に対して「本気で命懸けでこの問題の解決に向かっているのか。国家は国民一人一人を守る義務がある」と訴えた。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »