世界平和統一家庭連合(旧統一教会)信者に対する強制改宗の実態を市民に伝えようと、“拉致監禁”パネル遊説(主催=基本的人権・信教の自由を守る福岡県民の会)が3日、福岡市博多区のJR博多駅前で行われた。6人が「監禁されたマンションのトイレで自殺した被害者もいる。精神病棟に強制入院させられ、薬物投与された」など、その違法性をビラを配りながら訴えた。
遊説した男性は「このような拉致監禁が本当にあったのかと思う人がいるかもしれないが、私自身が被害者です」と涙ながらに語った。また、女性は「脱会屋(ディプログラマー)が1件につき数百万の謝礼を受け取っていた。これはもう脱会ビジネスです」などと訴えた。