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拉致被害者や2世信者が訴え 東京・渋谷で街頭演説

街頭演説で拉致監禁の被害を訴える信者=4日午後、東京都渋谷区 (石井孝秀撮影)
街頭演説で拉致監禁の被害を訴える信者=4日午後、東京都渋谷区 (石井孝秀撮影)

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)への解散命令請求に反対する教団信者たちが4日、東京・渋谷のスクランブル交差点前広場で集会を開き、街頭演説を通じて信教の自由を守る必要性を訴えた。

最初にマイクを握ったのは、名古屋市在住の20代男性信者。2020年の大晦日(みそか)に実家へ帰省した際、家族による強制棄教を目的とした拉致監禁の被害に遭ったと証言。「家族は反対派の教育を受けて実家を改造し、監禁現場に変えてしまった。脱出できてからも約1年は食事がまともに喉を通らなかった」と説明した上で、「これから生まれてくる(教会の)子供たちには、明るい未来があることを心から願っている」と話した。

都内で教会職員をしているという男性2世信者は、信仰を通じて家族を大切に思う心やために生きる精神を育むことができたと強調。「宗教法人の解散は社会から『要らない』と言われるようなものだ」とし、解散に反対の声を上げてほしいと呼び掛けた。

このほか集会では、首都圏の信者によるコーラスも披露された。

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