トップ国内死生観の変遷たどる 東京・新宿で草間彌生展

死生観の変遷たどる 東京・新宿で草間彌生展

草間彌生氏の生死観を表したをカラフルな作品たちが並ぶ
草間彌生氏の生死観を表したをカラフルな作品たちが並ぶ

世界で人気を博している日本の前衛芸術家・草間彌生さん(95)の展覧会「私は死を乗り越えて生きてゆきたい」が17日、東京・新宿の草間彌生美術館で開幕する。同展では来場客が1階から5階まで上ることで、草間さんの持つ「死生観の表出とその変遷」をたどることができる。

見どころは、カラフルな作品が空間全体に展示された3階ギャラリー。1980年代後半から現在までに創作された作品が集まる。インスタレーション作品《再生の瞬間》(2024)が、天井に向かって伸びていく木のようにダイナミックな動きで鑑賞する人の目を引き付ける。

左手前の鮮やかな赤が印象的な「命の炎―杜甫に捧ぐ」(1988)や、右奥の壁1面に展示された色彩あふれる作品群は、生や死に関連したタイトルが付けられている。点や水玉、網目などの抽象的なモチーフは、詩的に表現されたタイトルと合わせて、草間さんの死生観や宇宙観を感じることができる。

同展では40~50年代の絵画から最新作までの多様な作品50点以上を紹介する。開館日は木~日、祝日で日時指定の完全予約・定員制(各回90分)となっている。詳しくは同館ウェブサイトまで。同展は2025年3月9日まで。

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