灘民商に賠償命令 元女性職員の不当解雇認める 神戸地裁

日本共産党直系の兵庫県灘民主商工会(民商)事務局員の東郷ゆう子さん(42)が解雇されたのは不当であるとした労働審判で、神戸地方裁判所は25日、原告の主張を認め、解雇は無効と判断。灘民商に損害賠償金39万8593円と昨年6月からの未払い分賃金月額29万4200円を支払うよう命じた。預かり金を横領したことが解雇理由として告げられたが、その事実は認められなかった。

東郷ゆう子さん

2020年8月28日に共産党に入党した東郷さんは21年3月、灘民商に本採用された。23年1月、兵庫県議選出馬のために民商を休職し党に出向。選挙が終わった同年5月に民商から解雇された。

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