「信仰は自分自身の意思」

信教の自由と人権が守られるよう訴える女性>>=16日午後、東京都渋谷(加藤玲和撮影)
信教の自由と人権が守られるよう訴える女性>>=16日午後、東京都渋谷(加藤玲和撮影)

家庭連合2世が街頭演説 東京・渋谷

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の現役2世信者たちが16日、東京・渋谷駅前で街頭演説を行った。主催した「信徒の自由と人権を訴える信徒会」は家庭連合信者の有志の集まりで、街頭に立った2世信者たちは、家庭連合の親の下で生まれ育ったことについての思いを語った。

東京都在住の三橋りえさん(24)は「信仰を強要されたのでなく、自らの意思で信仰している」と強調。信仰を通じて、不仲だった父親との関係が改善した自身の体験談を紹介し、「実際に家庭連合がどんな活動をしているのか、目で見て確かめてほしい」と訴えた。

埼玉県在住の20代男性は「宗教2世はかわいそうな被害者ではない。私のように幸せを感じている2世もいる」と主張。メディアが被害者のように報道すればするほど、信仰を持つ2世たちの自尊心が傷つくと指摘した上で、「報道をうのみにせず、現役信者の言葉も聞きながら、良識ある判断をしてほしい」と呼び掛けた。

集会に子供と共に参加した男性信者は、街頭演説を聞いて「親子の問題は誰も避けては通れない苦しい問題。私もまた愛の修業をさせてもらっている」と感想を述べた。

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