「信教の自由と基本的人権を考えるシンポジウム」(主催・西東京平和大使協議会)が8日、東京都武蔵野市で開かれ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会、家庭連合)の信者を中心に約100人が参加した。文部科学省が家庭連合の解散命令を東京地裁に請求したことについて、2世信者で家庭連合職員の横川洋介氏(46)は、「(信者にとって)教会は信仰そのものでありアイデンティティー」と強調した上で、「後代のために信仰を守る声を上げていこう」と呼び掛けた。
茨城県取手市議の細谷典男氏は、「家庭連合を巡る問題はもはや政治闘争になっている」と指摘。「家庭連合が解散されるような団体ではないことは信者の皆さんが一番分かっている」と激励した。