5日の東京株式市場は、先週以来の米国の景気減速や1ドルが143円台となる急速な円高への不安が強まり大暴落した。日経平均株価の終値は前週末比4451円28銭安の3万1458円42銭となり、下落幅は1987年のブラックマンデーで記録した3836円48銭安を超え史上最大になった。株価は昨年10月頃の水準にまで落ち込んだ。
今年に入り株価は、金融庁の主導した新NISA(少額投資非課税制度)スタートのキャンペーンもあり4万円を超えるまで急上昇、先月11日には4万2224円2銭の史上最高値を記録していた。