
約1万個の光の提灯(ちょうちん)が、黄金の稲穂のように夜空に揺らめく――。夏の風物詩、秋田県秋田市の竿燈(かんとう)まつり(主催・秋田市竿燈まつり実行委員会)が3日、1㌔㍍に及ぶ竿燈大通りを会場に開かれた。
午後7時すぎに「始め!」の掛け声で、太鼓や笛の賑(にぎ)やかな囃子(はやし)が流れると、263本の竿燈が一斉に立ち上がった。竿燈を持つ「差し手」たちは、日頃の練習で鍛えた「流し」「平手(ひらて)」「額(ひたい)」などの技を次々に披露。さらに差し手が竿燈の竿を何本も継ぎ足していくと、観客席からは大きな拍手が沸き起こった。
大阪から来たという男性は「感激した。6本も竿を継ぎ足して頭上高く竿燈が上がると、見るのに首が疲れるほど。とにかく竿燈の数が多い」と興奮気味に話した。6日まで。






