Home国内「史実を正しく伝えよ」慰安婦問題で国際シンポ

「史実を正しく伝えよ」慰安婦問題で国際シンポ

基調講演するラムザイヤー氏=10日、東京・永田町(豊田剛撮影)
基調講演するラムザイヤー氏=10日、東京・永田町(豊田剛撮影)

日本軍による慰安婦性奴隷説を論破した米ハーバード大学のマーク・ラムザイヤー教授の論文が昨年末、日米韓でほぼ同時期に出版されたことを受け、「慰安婦問題を巡る国際シンポジウム」が10日、東京・永田町で開かれ、3カ国の学者や研究者が参加。史実を正しく伝えることが「多国籍の親善と人類の平和に貢献する」ものであることを確認した。

主催者で国際歴史論戦研究所の杉原誠四郎会長は、歴史を巡る議論や研究は事実に基づかなければならないが、「慰安婦問題では日米韓の間では事実にないことをもって非難の応酬がなされている」と指摘。嘘(うそ)の情報を流布し非難の震源地となった日本も「大いに反省すべき」だと訴えた。

シンポジウムでは、韓国の歴史問題に詳しい麗澤大学特任教授の西岡力氏、韓国・李承晩学堂校長の李栄薫氏、ラムザイヤー氏が基調講演した。ラムザイヤー氏は、米国では文系大学には民主党支持の左翼教員が多い影響で学問の自由が奪われ、結果として慰安婦問題の嘘がまかり通っていると指摘。学問の基礎は、「真実しか書かない、真実だけ言う、そして、攻撃されても絶対に謝らないこと」だと強調した。

来賓として登壇した衛藤晟一参院議員(自民)は、安倍晋三元首相を中心に歴史勉強会をする中で、「従軍慰安婦は勝手に作られた言葉で、強制連行の例は一件もなかったことが分かった」とした上で、「我々の手で解決していかないといけない」と決意を語った。

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