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能登復興支援、ポーランド大使館と福田会開く

チャリティーイベントで合唱する光塩女子 学院聖歌隊=31日、東京都目黒区の駐日ポ ーランド大使館(藤橋進撮影)
チャリティーイベントで合唱する光塩女子 学院聖歌隊=31日、東京都目黒区の駐日ポ ーランド大使館(藤橋進撮影)

元日の能登半島地震の復興支援のためのチャリティーイベントが31日夕、駐日ポーランド大使館、社会福祉法人福田会などの主催で東京都目黒区の駐日ポーランド大使館で開かれた。

あいさつに立ったパヴェウ・ミレウスキ駐日大使は、第1次大戦中、シベリアのポーランド孤児700人が、日本赤十字社によって救出され、主に児童養護施設「福田会」に保護され無事本国への帰還を果たした交流史を紹介。「人道主義に満ちた両国の歴史に思いをはせ、ご来賓の皆様のご尽力とご協力により、被災地の皆様と連帯を示すことができると思います」と述べた。

イベントには孤児の子孫も参加した。

安倍昭恵・福田会後援会長、太田孝昭・福田会理事長、ベアタ・ダシンスカ=ムジチュカ大統領特別代表、ミハウ・ムロチェック・ポーランド・ビジネスクラブ代表のあいさつの後、ポーランドの気鋭の若手ピアニスト、エリク・パルハンスキ氏のミニ・ピアノコンサートが行われ、ショパンのバラードなど2曲が演奏された。続いて、光塩女子学院聖歌隊が「アメイジング・グレイス」「花は咲く」など5曲を披露した。

立食パーティーでは、能登半島産の食材や地酒などが当たる抽選会も行われた。会場には募金箱が設けられ、義援金は被災地の児童養護施設に寄付される。

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