
世界保健機関(WHO)で採択予定のパンデミック条約などに反対する抗議集会(主催・パンデミック条約に反対する会)が22日、東京・永田町の国会議事堂正門前で開かれた。200人を超える賛同者が集まり、同条約によって強制的なワクチン接種が実施されるのではないかなどの懸念を訴えた。
集会では多くの弁士がマイクを取り、国会に向けて声を上げた。著述家の近藤倫子氏は「ワクチン注射後に、病気になった人が友人にたくさんいる。直接的な原因がワクチンか分からないが、強制的にワクチンを打つような世界や日本にしてはいけない」と述べた。ジャーナリストの我那覇真子氏は「自分のことを自分で決めることがパンデミック条約で奪われる。日本を自由な国のままにしなけばいけない」と強調した。
元国会議員秘書で、YOUTUBEなどを通じ新型コロナワクチンによる被害の声を取り上げている藤江成光氏は、「(ワクチンは)空前絶後の薬害だと思っているが、多くの国会議員がこの問題を野放しにしている」と批判した。
主催の佐藤和夫氏は、集まった聴衆に「銃弾ではなく、注射がどんどん打たれている戦争だ。われわれが戦わないと、この問題は解決しない」と呼び掛けた。