【ウクライナ侵攻2年】「ウクライナを忘れないで」留学生・避難民のミヤさん  歌や会話で文化伝える

日 本 語 を 学 び な が ら ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 に 励 む ウ ク ラ イ ナ 人 の ミ ヤ さ ん = 東 京 都 武 蔵 野 市 ( 辻 本 奈 緒 子 撮 影 )

東京・吉祥寺のウクライナ料理店「バブーシャ レイ」で接客等の手伝いをするクロチク・ミヤさん(19)は、春から日本の大学生。「ウクライナ料理は特別なので、日本人にもシェアしたい」と目を輝かせ、カウンター越しに来店客との会話を楽しんでいる。

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2022年に18歳で来日した。ウクライナ西部出身で、現地の大学で日本文学を学んでいたが、ロシアによる侵攻が起きたことで日本留学のプログラムに参加した。寮生活をして日本語を学ぶ傍ら、イベントで歌を披露するなどボランティア活動に力を注ぐ。

「日本人はいろいろ手伝ってくれたり、教えてくれたりする」とミヤさん。一方で苦労したのは、アルバイトがなかなか見つからないこと。仕事を見つけるのに苦労しているウクライナ人は多いという。

ウクライナの歴史や文化を愛するミヤさんにとって、祖国を離れることは人生で最も難しい決断だった。今は多くの日本人にウクライナについて知ってもらいたいという思いが強い。「ウクライナ人を支援したいが方法が分からない場合は、避難民が主催するイベントに参加してみて」と呼び掛ける。

日本の文化も大好きで、「日本は歴史が長く、ユニークで面白い」と語る。中でも日本の怪談はウクライナと共通点が多く、興味深いのだという。

「日本人のウクライナ支援に非常に感謝しています。これからもウクライナのことを忘れないでほしい。ウクライナ人は機会を与えたら頑張ります。仕事を探しているウクライナ人がいたら、手伝ってあげて」

日本での滞在は当初1年の予定だったが、「勉強を続けることは大事」と4月から日本の大学に入学する。「緊張しています」と笑顔を見せた。

(辻本奈緒子)

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