【G7広島サミット2023】国際秩序・AI 主要議題に きょう開催

首脳会談を前に握手する岸田文雄首相(右)とバイデン米大統領=18日午後、広島市中区(代表撮影)

7回目の日本開催となる先進7カ国首脳会議(G7サミット)が19日、広島市で開幕する。ロシアのウクライナ侵攻問題や中国の覇権主義的な動きへの対応を含めた国際秩序の強化、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国との連携、人工知能(AI)などが主要議題となる。

議長を務める岸田文雄首相は、核軍縮に向けた明確なメッセージを被爆地・広島から世界に発信したい考えだ。

岸田首相は18日昼すぎに広島入りした。出発に先立ち記者団を前に「歴史的な転換期に開催される重要なサミットだ。議長としてG7はじめ国際社会を牽引(けんいん)する強い決意と覚悟を持って臨む」と話した。首相はサミットで、「核兵器のない世界」への決意や「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の堅持・強化」などを打ち出す。

首相は同日夕、米国のバイデン大統領と会談。サミット開幕を前にウクライナ問題や核軍縮を巡り日米の方針を擦り合わせた。英国のスナク首相、イタリアのメローニ首相とも、個別に会談した。

サミット初日の19日は、首相が平和記念公園でG7首脳を出迎えた後、原爆資料館を視察。宮島・厳島神社(廿日市市)も訪れる。討議では、チャットGPTに代表される生成AIへの対応、経済、安全保障、核軍縮などを議論する。午後の討議では、ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加する見通し。

20日は、日本と関係改善を進める韓国の尹錫悦大統領、グローバルサウス代表格のインドのモディ首相ら招待国首脳を交え、食料やジェンダー、エネルギーなどで意見を交わす。首相は最終日の21日に記者会見し、成果を説明する。

(広島サミット取材班)

spot_img
Google Translate »